2022.03.10 日々のこと
21才のチベット
コツコツ美しく🔨のセイコー自動車です。
本日 3月10日は、チベット民族蜂起記念日です。
政治的なコメントする立場にはありませんが。
今から35年前の夏、僕はチベットにおりました。

これ、標高5,500メートル地点です。
当時,リュックを背負い、色々な所を放浪して
母を随分心配させました。
新宿の居酒屋でアルバイトした20万を握りしめ
香港へ行き、
広州から中国へ入国
雲南省の昆明
四川省の成都を経て
チベット自治州の拉薩(ラサ)へ入りました。
交通機関も発達しておらず
36時間列車で立ちっぱなしとか
何日もバスで移動とか、とてもハードな行程でした。

チベット自治区の拉薩(ラサ)は、
自然豊かで、穏やかな街で
サバイバル系のバックパッカーが集まる聖地でした。
しかし、しばらくすると、暴動が起こり始めます。
身の危険を感じて
香港チャイニーズのコミュニティーがチャーターしたバスでラサを脱出。

途中、人民解放軍の兵舎へ泊り、ネパールとの国境コダリへ向いました。
↓ ↓
(こちらは、中国人民解放軍の兵舎です。)

途中、大雨と洪水で、バスが停止。
がけ崩れの中、香港チャイニーズの皆さんと手を繋ぎながら
ヒマラヤを下りてきました。

↑ ↑
(こんな山道を歩いて下りてきました)
とにかく、のどが渇いて、水が飲みたかったのを良く覚えています。
無事、中国とネパールのコダリボーダーへ到着。(中央線が国境)

首都 カトマンズは食べ物が豊富で天国でした。
21才の誕生日は、カトマンズでお祝いしてもらいました。

いつかまた、この旅の続きがしたいですね。
きょうはも何の日からこんな話題になりました。